~絶対王者ブアカーオへ挑戦~

魔裟斗



矢沢 心と入籍

二人の出会いは2001年

矢沢心の運転していた車が突然故障

JAFを待っているところに近くに住んでいた魔裟斗が偶然通り掛かる

矢沢心と一緒にいた友人が

魔裟斗の知人だったこともあり

魔裟斗が気を利かせ

待ってる間にお茶しましょう」と提案

※ちなみにお茶と言いつつ、ビリヤードやダーツがあるような西麻布のお洒落なバーに連れていった

お互いに軽い自己紹介を済ませ連絡先を交換

お互いの印象は

魔裟斗「自分は人見知りをする性格だけど、気を使わせない話が上手な人」

矢沢心「見た目はイマドキなのに敬語で接してきてギャップがあった」

「19歳だったこともあり夜のお店に馴染みがなく、大人に振舞える魔裟斗がとても魅力的だった」

と話している

連絡先を交換した際に魔裟斗は

メールはしない」と話していたそうだが敬語でデートを誘う

そして矢沢心からのアプローチで交際がスタート

交際が進み、またも矢沢心から今度は同棲を提案される

魔裟斗はあまり乗り気ではなかったが

当時矢沢心はストーカー被害に困っていた

ある日ストーカーが住んでいたマンションの玄関先まできていることがあり

心配した魔裟斗は同棲を決意

そのとき、ちょうど二人は喧嘩中で矢沢心が電話で助けを求めるも

魔裟斗は「ん?なに?」「・・・あっそ」とブチン

結局2,3時間後になってマンションへ訪れた

当時K-1中量級設立前で

まだまだマイナーな時期だったこともあり

同棲を決めるのに大変悩んだそう

そして埼玉の実家へ矢沢心を連れて報告に行くと

母親からは「望んでいないタイミングで子どもはつくらないように

と一言だけ伝えられ矢沢心は特に肝に銘じたそうです


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それから五年間

世間に認知されるために吐いた

覚悟のビッグマウス

王者に輝くも

翌年王座陥落

骨折

引退を決意するも再起

格闘技の底上げを意識し

世間の注目を集めるためにビッグマウス

崖っぷちの状態で挑む魔裟斗にはプレッシャーが常に付きまとう

重圧を跳ね返すために練習はオーバーワーク

それにより肉体疲労から精神的にもナーバスになり

試合前では家に帰ってもピリピリしており

格闘技関係者も話しかけられないほどだった

そんな疲労しきっている魔裟斗をきちんと受け止め

矢沢心は自身の女優業よりもケア・サポートを第一に支えてくれた

魔裟斗本人もK-1で初めて日本人で王者になれたのは「心のおかげと語っている」

再起を誓って土居トレーナーの科学的トレーニングの成果により

以前よりも強くなっていることを実感した魔裟斗は

この年に優勝して心を世界王者の妻にして今までの恩返しがしたいと

このタイミングでの入籍に至った

2006年までが大殺界だったこともあり

2007年から3年間は上り調子と

風水に委ねたことも理由の一つだった

vs オーレ・ローセン(デンマーク)

K-1 world MAX2007 世界最終選抜 2007.4.4

1R

魔裟斗は序盤から

右ロー・右ミドルを軸に早くも足を止めにかかる

右ストレートが得意なローセンは

突進しながらパンチを当てに行くも

1R後半には魔裟斗にリング中央を取られ

上下の打ち分けに翻弄される

2R

魔裟斗は1R同様に右ローを何発もヒットさせる

更にパンチのコンビネーション、合間に左ミドルを叩き込んでいく

ローセンは早くもローを効かされてしまう

膝を狙うもブロックされてしまうが

伸びのある前蹴りを見せる


3R

魔裟斗のエンジンはどんどん加速し

パンチコンビネーションからローキックまで繋げていく

ローセンはディフェンシブになるも

無理やり前に出てパンチを顎にヒットさせる

魔裟斗はそれ以上の攻撃は許さず、回ってリング中央を取る

KO勝利ではなかったものの

3-0判定勝利

ジャッチ3者とも30-27と3P差をつけ圧勝

魔裟斗の右アッパーのコンビネーションが多くみられ

スピード・スタミナの向上が凄まじい

試合後インタビューでは

「今日は70点、GWは合宿をやる」

「結構楽しみよ!やったら強くなるんだもん!」

と自身の進化と科学的トレーニングの成果を感じさせるコメント

vs JZカルバン(ブラジル)

K-1 world MAX世界一決定トーナメント 6.28

総合格闘技HERO,Sミドル級王者カルバンは

3週間後に試合があるのにも関わらずK-1へ参戦

「K-1での試合はステップアップで総合がメイン」

と語るカルバンに対し魔裟斗は激怒

まだ小僧だからわからせてあげないと

人生そんなに甘くないよ、俺は味わってきたから

とベテランのコメント

会見で対峙したあとに

記者から魔裟斗の印象を聞かれるとカルバンは

「あいつ、そんなにカッコよくないね!」

と女性ファンの多い魔裟斗を侮辱

対する魔裟斗は

あの身体ヤバいね

倒されるかもしれないけど打ち合う

とファンに約束

カルバンの公開練習では飛び膝を披露

当日のアップステージでは

母国のカポエイラをするなど余裕を見せる

1R

カルバンは序盤から

得意の大振りの右フックを見せるも見切られる

魔裟斗は右ロー・コンビネーションで試合を組み立てる

2R

カルバンは接近戦での打ち合いをしかけるが

魔裟斗も一歩も引かずに打ち合う

カルバンの左右のフックがヒットするシーンが見られるも

魔裟斗は何倍もの手数で

左右のショートアッパーのコンビネーションを

顎に何発もヒットさせる

3R

カルバンは1Rから何発もパンチをもらうも

持ち前の打たれ強さで堪えていたが、このラウンドで失速

逆に魔裟斗はラウンドを重ねるごとに手数が増え

首投げをしたりとフィジカルでも負けていなこと感じさせる

カルバンは終盤

最後の賭けともとれる

飛び膝をここでようやく繰り出すも魔裟斗はヒット許さず

ダウンこそなかったものの

公言通りスリリングな打ち合いを見せ

3-0判定勝利

矢沢心との入籍以来

より世間に注目されるもプレッシャーを感じさせず

科学的トレーニングの成果により勝利を重ね

トーナメントへ駒を進めていく

そしてトーナメント開催前に一回戦、ブアカーオとの対戦を要求

ブアカーオは2004年魔裟斗から王座を奪い

2006年にも王座に輝き

絶対王者として君臨していた

ブアカーオ対策にタイからムエタイ王者を招兵し

キックボクシングのスパーリング

また日本人上位のボクサーとボクシングのスパーリングを連日行う

対するブアカーオは連日7時間の練習

タンパク質中心の食事トレーニングに励み身体を作る

準々決勝 ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ)

K-1 world MAX2007 世界一決定トーナメント 10.3

1R

ブアカーオは前回の対戦よりもキックが少なく

魔裟斗のパンチに付き合う

ボクシングテクニックで上回る魔裟斗は

後半からアッパーからのストレートでダウンを奪う

2R

1Rのアドバンテージがある魔裟斗は少し距離を取る

ブアカーオはローキックにシフト、足を削っていく

3R

魔裟斗はローキックのダメージが蓄積しないように

再びリスクを取り、近い距離で打ち合う

足を止めに掛かっていたブアカーオだったが

パンチ勝負では分が悪く

何度もパンチを受けてしまう

3Rゴング後

勝利を確信した魔裟斗は両手を挙げ

3-0判定勝利

下馬評を覆す

このブアカーオとの一戦だけに準備してきたため

試合後、安堵感から緊張感が途切れてしまい

スタッフに棄権を申し出る

驚いたスタッフだったが、説得する形で準決勝に臨む

準決勝 アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)

1R

キシェンコは長いリーチでリング中央を取る

対する魔裟斗はブアカーオ戦でのダメージもあり

左インロー・左ミドルを軸に応戦

2R

今度は魔裟斗がリング中央を取り

打ち合いを仕掛け

開始30秒で左フックでKO勝利

勝戦に駒を進める

最高の形での決勝進出となったが

途切れた緊張感を取り戻すことができず

再び棄権を申し出る


これに対しボクシングの飯田トレーナーは大激怒

決勝戦で戦うことを命令され

フリーになったときからサポートしてくれている

飯田トレーナーに反論できず

燃え尽きた状態で決勝のリングへ向かうことになる

決勝 vsアンディー・サワー(オランダ)

1R

一年振りの再戦は

魔裟斗がラッシュのような猛烈なスピードで

コンビネーションからのローキックを何発もヒットさせる

対するサワーは

魔裟斗の打ち終わりにローキックをじわじわと蓄積させていく

2R

魔裟斗は1R同様コンビネーション

接近戦では膝を繰り出す

サワーはガードを固めローキック

合間に飛び膝・ハイキックを繰り出す

2Rゴング後

魔裟斗は足を引きずりニュートラルコーナーへ戻り椅子に座りこむ

試合を続行することが出来ず

タオル投入による

TKO負けを喫する


ブアカーオ戦とサワー戦によるローのダメージは

限界を超えていた

vs チェ・ヨンス(韓国)

dynamite2007.12.31

昨年予定されていたカードだったが

チェの怪我により流れてしまい

一年越しの対戦となる

記者会見ではチェが

「魔裟斗がパンチで倒すなら、私はキックで倒しますよ」と発言


これに魔裟斗は「キックで俺を倒したら賞金だしたほうがいいですよ」「いくら欲しいの?いくらでもあげるよ」

と舌戦を繰り広げる

1R

互いに打ち合うもチェがパンチをヒットさせる

魔裟斗はキックに切り替え、左ハイキックでダウンを奪う

2R

魔裟斗は一歩も引かず、打ち合うもチェのパンチだけがヒット


魔裟斗は左ロー・左ミドルを軸にパンチを織り交ぜていく

3R

チェはローのダメージがあり攻め込まれないように回ったり・下がるも

魔裟斗が何度もコーナーに追い詰めていき

最後はタオル投入によるTKO勝利を飾る

2008年に続く。

 



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